会長挨拶
皆様こんにちは!!!
日本模擬国連京都研究会の第31代会長を務めます、小橋口航(こはしぐちわたる)と申します。
京都研究会は、同志社、立命館、京大などの京都府内を中心とした関西地方の大学生が所属する模擬国連サークルです。法学、政治学から、医学、理工学など、様々な学問を学ぶ学生が集まるコミュニティとして過去31年間ここ京都の地で活動を続け、国際情勢の変化を見守ってきました。
現在は89人の会員を擁し、研究会として週に一回の通常活動、年に6~7回の研究会主催の模擬国連の会議、そして月に一度程度の企画などを開催しています。
模擬国連模擬国連言っていますが、模擬国連って何なんでしょうか。このホームページを見に来ている賢明な皆様なら心の中のちいかわがこう叫んでいることでしょう。
「模擬国連って…国連を模擬する、ってコト…⁈」
その通りです。詳しくは副会長が書いているので割愛します。よくニュースで見る、広い会議場で外交官が手を挙げていたり、各国が舌戦を繰り広げていたりするアレです。これを私たち学生が、各国大使を自らに憑依させ、自国益、そして国際社会の安定を求めて疑似的な国際会議に臨むのです。
外交官などその道のプロからすれば、私たちの会議は所詮猿真似かもしれない。ですがそれでも、我々自身が議題について調べ、考え、この国であればこうするだろうと思いを馳せ会議当日を迎える。それ自体が私たちにとっては非常に有意義なものだと思うのです。
京都研究会には様々な人がいます。京都研に居続けている理由も、模擬国連自体に魅入られている人、コミュニティとしての京都研を気に入った人、企画や会議などのイベントを作り上げる時の一体感が好きな人など。
活動への参加の自由度も高いため、毎日狂ったように模擬国連に没頭している人もいれば、体育会、バイト、他のサークル、留学などと両立させながら、参加できるときに参加する人もおり、多様なバックグラウンドを持った人たちが集まってくる場所でもあります。入会の門戸も比較的広く、後期入会や二回生から入会する人たちも多くいます。
また、模擬国連は年に4回、関西、九州、関東、北陸で全国大会が開催されます。(全国から人が参加するから全国大会です。予選とかがあるわけではなく研究会に入れば誰でも出ることができます。)もちろん大会ですから、ここでもしっかり模擬国連します。京都だけでなく、神戸や東京など全国各地から模擬国連に打ち込む同志が集まってくるので、レベルの高い会議が繰り広げられます。それだけでなく、複数日の泊り込みで行われるため、雰囲気は半分合宿のようです。研究会の同期・先輩との仲も深まります。複数日に渡って議論し続ける、中々ハードな大会にも、束の間の安らぎの時間があるわけです。
さて、副会長2人が模擬国連との付き合い方について色々書いてくれているようなので、ここからは自分語りでもしてみます。
高校の頃、私は正直言って真面目な学生ではありませんでした。(これは今でも変わりませんが)3年までラグビー部に所属していたのですが、生活態度は決してよくなかった。チームメイトが文武両道を志し勉学に励む中、遅刻ギリギリで登校したは良いものの授業中は常に睡眠、終業と同時に起きて部室へダッシュ。引退後も皆勤の授業は体育のみという優等生とは程遠い毎日を過ごしていました。
こんな私が何故模擬国連という学術系の活動に興味を持ったのか…今思い返してもその理由は定かではありませんが、とにかく新歓の会議に参加してみようとなり、京都研に入会し、今では京都研が大学生活の中心となっています。という、こんな偶然の出会いもあるわけです。どのような出会いがあるのかは人それぞれですが、一度模擬国連に触れてみてその面白さを実感して頂きたい!!!大学生活を彩る要素の一つとして、模擬国連を置いてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
私たちの活動に興味を持ってくれた方は、一度京都研に足を運ばれてみては如何でしょうか。見たことのない景色があなたを待っているかもしれませんよ。次にお会いするとき、皆さんはどの国を代表しているのでしょうか。京都研一同、皆さんと一緒に模擬模擬出来るのを心待ちにしております。
2024年度模擬国連京都研究会 第31代会長
同志社大学法学部政治学科2年 小橋口航
副会長挨拶
皆さんこんにちは。模擬国連京都研究会第31代副会長を務めます、武田もなみと申します。
皆様は、ニュースを見て「自分だったらこうするのに」と思ったことはありませんか?
それができるのが、模擬国連です。
模擬国連とは、一国の大使になりきり、特定の議題について実際の国連と同じように議論・交渉をし、国際問題への理解を深める活動です。当時の国益や、社会状況などを前提に進めるものではありますが、そのうえで史実とは全く違う対しをされる方も、はたまた史実に忠実に対しをこなす方もおられます。
経験豊富な先輩方、センスのある同期との会議は想像以上に上手く進まず、自分の目標とは全く違う結果に終わり、悔しい思いをすることもあります。
しかし私は、それこそが模擬国連の面白さなのではないかと思うのです。
「自分だったらこうするのに」と思いながら取り組んだ会議で上手くいかないとき、国際社会の真髄を感じます。多種多様な国やイデオロギーが存在する国際社会で、実際の大使、国の重役たちは更に歯がゆい思いをしているのだろう、と少し親しみを感じるのです。そして同時に、国際社会における各国の思惑の錯綜、矛盾なども感じ、国際社会をより立体的に、様々な視点からみる目を得ることができるのが模擬国連だと私は考えています。
また、そんな国際社会と同じように、京都研究会の中でも思いや考えは多種多様です。きっと、この私の”模擬国連論”も誰かの思想に反していることでしょう。ですがその違いを一方的に否定するのではなく、対話をし、考えを深めてくれるのが模擬国連の仲間たちです。
皆様は、どのような大使をするのでしょうか?
どのような形で模擬国連に取り組むのでしょうか?
新しい仲間が増えるのが楽しみでなりません。国際社会に関心がある方、幅広い視点を持ちたい方、議論がしたい方、友人が欲しい方、どんな方でも大歓迎です。ぜひ、一度お越しください。研究会一同、心よりお待ちしております
2024年度模擬国連京都研究会 第31代副会長
同志社大学法学部政治学科2年 武田もなみ
皆さんこんにちは。
模擬国連京都研究会第31代副会長を務めます、澤田篤希と申します。
「模擬国連とはなにか」及び「模擬国連京都研究会の活動」については、31代会長である小橋口と副会長の武田からの説明の通りなので割愛させていただきます。
私の方からはもう少し焦点を絞り、模擬国連を行う「理由」についてお話しさせてもらえたらと思います。
模擬国連では、国連をより身近に感じられたり、一国の大使を担う途中で、国際問題に対して多角的な分析を行うことができたりします。そのため、国連に対する興味や、国際問題に対する知識を深めたい等の理由から模擬国連行う方が一定数存在します。
また、国益達成の競技と捉えて模擬国連を行う方も存在し、そういった方は戦略構築に重きを置いていることが多いです。
その他にも、私のように人と対話を行い、何か成果物を作ることに喜びを感じるという理由で模擬国連を行う方や、研究会のコミュニティが好きだからという方もいます。
結局の所私が言いたかったことは、模擬国連を行う理由は千差万別であるということです。もちろん人に迷惑をかけるような理由は許されませんが、模擬国連を行う理由はこれだ!みたいな絶対的な解は存在しないのです。
最初は理由が見つからなくて全く問題ありません。会議経験を通して、自分なりの理由を見つけていきましょう!
模擬国連京都研究会はどなたでも大歓迎です。是非足を運んでみてください。研究会一同、心よりお待ちしております。
2024年度模擬国連京都研究会 第31代副会長
同志社大学経済学部経済学科2年 澤田篤希